EJオビエナが世界選手権で歴史的な棒高跳びで銀メダルを獲得
来年パリでのオリンピック出場権をすでに獲得しているオビエナは、6.00メートルをクリアして自身のアジア記録に並び、世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)に次ぐ2位でフィニッシュした。
8月27日日曜日(マニラ時間)、ハンガリーのブダペストで開催された2023年世界陸上競技選手権大会で、EJオビエナが棒高跳びで銀メダルを獲得した後、またも歴史的な成績を収めた。
来年パリでのオリンピック出場権をすでに獲得しているオビエナは、6.00メートルをクリアして自身のアジア記録に並び、世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)に次ぐ2位でフィニッシュした。
デュプランティスは6.10メートルのクリアで世界タイトルを保持した。
現オリンピックチャンピオンは自身の世界記録である6.22メートルを超えることを試みたが失敗した。
オーストラリアのカーティス・マーシャルと2020年東京オリンピック銀メダリストのクリス・ニルセンが同じ5.95メートルで銅メダルを分け合った。
オビエナの偉業は、昨年オレゴン州ユージーンでデュプランティスとニルセンに次ぐ銅メダルを獲得した前回の歴史的なパフォーマンスを上回った。
また、表彰台を目指すパリオリンピックへの準備も強化された。
12人のファイナリストが5.55メートルからスタートしたが、5.85メートルを突破した跳馬選手はデュプランティス、オビエナ、マーシャル、ニルセン、フランスのティボー・コレットの5人だけだった。
オビエナ、ニルセン、コレットは引き続き5.90メートルをクリアしたが、デュプランティスはその高さでは出場しないことを選択した。 マーシャルは最初のトライで失敗したが、そのままスキップに成功し、自己ベストの5.95メートルを記録した。
バーが難関の6.00メートルマークまで上がったとき、コレットはオーストラリア人の戦略を真似た。
デュプランティスは、2回目の挑戦でオビエナと同様に、いとも簡単に高さを飛び越えた。 しかし、残りの跳躍選手たちは苦戦し、コレットが最初に退場となり、マーシャルとニルセンが続いた。
オビエナが6.00メートルの記録を突破するのはこれが2度目で、昨年6月にノルウェーのベルゲンジャンプチャレンジで同じクリアランスで優勝し、エリート「6メートルクラブ」に加わって以来だ。
オビエナはまた、昨年5月にカンボジアで開催された第32回東南アジア競技大会で記録破りの形で金メダルを獲得して以来、表彰台を逃したことがない。
世界陸上選手権の表彰式で、左から銀メダリストのE.J.オビエナ、金メダリストのスウェーデンのアルマンド・デュプランティス、銅メダリストの米国のクリストファー・ニルセン、オーストラリアのカーティス・マーシャル。 (AFP)